中国は15日午前9時23分、黄海の海域で「長征11号」海上打ち上げ型キャリアロケットを使い、「吉林1号」高分03−1組衛星計9基を予定の軌道に送り込んだ。打ち上げが無事成功した。科技日報が伝えた。
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長征11号の副総指揮を務める金●(ジン・シン、●は品の口が金)氏の説明によると、これは同ロケットの初となる海上打ち上げ技術試験が2019年成功した後に初めて行われた海上商業化応用打ち上げだった。
長征11号は4段の固体燃料ロケットで、全長約20.8メートル、筒の最大直径2メートル、総質量約58トン、主に近地球軌道及び太陽同期軌道へのペイロードの打ち上げに使用される。
今回打ち上げに成功した「吉林1号」高分03シリーズ衛星には、「bilibili動画衛星」「央視頻号」を含む動画衛星3基とプッシュブルーム衛星6基が含まれる。いずれも長光衛星技術有限公司が独自開発したものだ。同シリーズ衛星は「吉林1号」高分03A星の成熟した完成機・技術の基礎を十分に継承し、軽量化構造設計、高度集積電子学システム、高分解能・超軽量化・低コストカメラなどの革新的な技術を採用した。衛星全体の重量を40キログラム級に抑えており、低コスト・省エネ・低重量・高分解能の特長を持つ。そのうち、プッシュブルーム衛星の幅17キロメートルのプッシュブルーム画像の分解能は、フルカラーであれば1メートル以下、マルチスペクトルであれば4メートル以下だ。動画衛星の分解能は1.2メートル以下で、カバー面積14.4キロメートル×6キロメートル以上のカラー動画を撮影できる。同シリーズ衛星の打ち上げ成功は、「吉林1号」衛星製造モデルが「研究開発」から「生産」に転じ、衛星ネットワークが高速構築の段階に入ったことを示している。
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