中国比亜迪(BYD)集団は1日、那覇市のクルーズ船代理店・沖縄シップスエージェンシーに電動バスK9を10台納入した。沖縄に純電動バスが導入されるのはこれが初めて。中国新聞社が伝えた。
日本でBYDの電動バスを導入したのは、京都に次いで沖縄が2カ所目。2015年に京都市のバス路線にも電動バスK9が5台導入された。K9の「排気ガスゼロ」や「安定した走行」、「静粛性」などの特徴が好評を博している。今回、BYDが納入した電気バスは、那覇クルーズターミナルに寄港する観光客の移動に使用される。島尻安伊子内閣府大臣補佐官は「電動バスが来るのを楽しみにしていた。その静粛性やエコなどの特徴によって、さらに多くの観光客が沖縄に呼び寄せられるだろう」と期待感を語った。
BYDと提携する沖縄シップスエージェンシーの松田美貴代表取締役会長は、「沖縄はエコ・環境保護に特に注目している自然の島で、BYDの発展コンセプトともマッチしている。そのため、親しみを感じBYDと提携した」と説明し、今後さらなる導入計画があることを明らかにした。
在日本中国大使館の郭燕公使は同日、電動バスの納入セレモニーであいさつし、「中国政府はエコ、低炭素、循環利用可能、持続可能な発展をコンセプトに、経済発展のモデル転換・高度化を積極的に推進している。そして、新エネルギー自動車産業を含むエコ経済の発展に力を注いでいる。今回、BYDの電動バス10台が初めて沖縄に上陸した。BYDが日本で導入した電動バスの規模としては最大。沖縄の観光、環境保護産業の健全な発展を促進する面で積極的な役割を果たすと信じている」と語った。
BYDのアジア太平洋地域自動車販売事業部の劉学亮総経理は、「世界の200以上の都市で当社の電動バス数万台が運行中。当社はエネルギーの節減、排出ガスの削減などの面で、世界に多くの可能性を提供している。現在、中国ブランドの海外における知名度、評価はますます向上している。今後、中国ブランドと中国のスマート製造が、環境問題を含めた世界的な問題を解決することに貢献し、人類運命共同体構築のために、さらに多くの中国の知恵を提供することを願っている」と語った。
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