2021年2月8日、鳳凰週刊は「日本国民がみんなして預金」と題し、新型コロナウイルスの影響により日本人の預金額が大幅に増えていることを報じた。
記事は、日本銀行が8日に発表したデータで、今年1月時点の日本の商業銀行における預金総額が806兆2000億円となり、前年同期比で9.8%増加したことが明らかになったと紹介。これは比較可能な記録を取り始めて以降最大の増加幅であり、その背景には新型コロナの感染による長期的な損失に備えて企業、家庭のいずれにおいても現金を貯め続ける傾向があると伝えた。
この件について中国のネットユーザーは「消費に興味がないからだと思う」「日本政府が消費を刺激し続けてきた。でも多くの日本人は使う気がないんだ」「『低欲望社会』という形容は、ウソではなかった」「貯め込んだところでどれほどの役に立つことか」「外食できない、旅行に行けない、病院に行くのもはばかられる。貯めるというよりも、使い道が少ないんだよな」「中国各地でも預金が10%ほど増えているらしいぞ。同じ心理だな」といったコメントを残している。
また、「中国だったら単なる預金ではなく、ファンドを購入するのがはやると思う」「どうして超低金利なのに銀行に預けるのだろう。経済環境がもっと悪くなるのに」など、資産運用に積極的な中国らしい感想も見られた。
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