ライフスタイルプラットフォーム「寺庫」がこのほど騰訊(テンセント)、デロイトと共同で発表した「2017年中国ぜいたく品オンライン消費白書」によると、16年には世界のぜいたく品市場全体の規模が前年比3.32%拡大し、中国での売上高が21%を占め、中国は米国に次ぐ世界2位のぜいたく品消費国になったという。中国新聞網が伝えた。
同白書は、「現在の中国ぜいたく品消費は引き続き海外の実店舗で行われるのが主流だが、インターネットの発展にともなって、2016年には、中国のオンラインぜいたく品売上高が前年比12%増加した。オフライン市場の増加率は2%にとどまった」と指摘した。
17年のオンライン取引がぜいたく品売上高全体に占める割合は8%に過ぎなかったが、同白書の予想では、「来年は9%に上昇し、さらに上昇を続け、21年は13%に到達する」という。
また同白書のデータをみると、ぜいたく品のオンライン消費者の年齢は25〜35歳が50%を占め、このうち30%が25〜30歳だ。18〜24歳は15%を占め、18〜30歳の割合が増加を続けている。これはつまり、中国のぜいたく品オンライン消費クラスターがどんどん若年化しており、平均年齢が35歳から25歳に下がったということだ。85〜95年に生まれたミレニアル世代が今、中国ぜいたく品オンライン消費の主役になろうとしている。
地理的分布に基づき、同白書はぜいたく品オンライン消費クラスターの属性の統計分析を試みた。消費者が最も多い地域は北京市、広東省、四川省で、クラスターの22%がこの3カ所に集まった。北京は10%を占めて全国トップ、2位は広東省で9%。意外だったのは、四川省が8.8%を占め、上海の8.5%を抜いて全国3位になったことだ。
ブランドの好みをみると、中国人消費者は今、ニッチな国産ブランドの購入に力を入れており、いわゆる有名ブランドは求めていない。より個性的で希少性の高いショッピング体験を追求するのが主流で、たとえばストリートファッションが徐々に主流になり、ますます多くの若者がブランドの愛好者になり、シュプレームやヴェトモンなどのストリートファッションブランドが人気を集めている。
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