2018年5月30日、環球時報は、英市場調査会社が発表した世界のトップブランドランキングに中国ブランドが多数入ったと報じた。
英市場調査会社Millward Brown Optimorが発表した今年の「BrandZ世界トップ100ブランド」ランキングで、中国IT大手の騰訊(テンセント)がフェイスブックを上回る5位に入ったほか、アリババが9位とトップ10に食い込んだ。記事は「そのブランド価値は中国人にもおなじみのディズニー、ルイ・ヴィトン、サムスン、トヨタ、イケア、シーメンスなどをはるかに上回った。そして、今年のトップ100ランキングに入った中国ブランドは14を数え、そのうちEC企業の京東、配送業大手の順豊が初めてランクインした」と伝えている。
「BrandZ世界トップ100ブランド」は、Millward Brown Optimorが毎年発表している権威あるランキングで、世界の消費者300万人余りを対象に実施したアンケート調査の結果と、各ブランドの財務状況、業績を総合的に考慮してランク付けしたもの。
今年のトップ10は、1位からグーグル、アップル、アマゾン、ソフトバンク、騰訊、フェイスブック、VISA、マクドナルド、アリババ、AT&Tの順となっている。中国からは上記4社のほか、中国銀行をはじめとする中国4大銀行、中国聯通、百度(Baidu)、華為(ファーウェイ)などが名を連ねた。
この結果に清華大学経済外交研究センターの何茂春(ハー・マオチュン)主任は「インターネットの風上に立ち、改革開放40年で培った国力や市場の土壌があれば、中国ブランドがこれほど輝かしい結果を出したことは決して驚きではない」と語っている。
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