リニア中央新幹線の土木工事を巡り、ゼネコン大手・大林組が不正受注をしたとされる事件で、大手ゼネコン4社の担当者が日常的に、リニア関連工事の受注に関する情報交換をしていたことが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、この工事では競合しなかった清水建設や大成建設の元幹部らからも任意で事情を聴いている。
特捜部から事情を聴かれているのは鹿島を含む「スーパーゼネコン」と呼ばれる4社。2017年3月期の売上高は1兆4千億~1兆9千億円。特捜部は、大林組と戸田建設(東京)、ジェイアール東海建設(名古屋市)の共同事業体(JV)が2016年4月に、リニア関連の非常口新設工事(名古屋市)を不正受注したとして、偽計業務妨害の疑いで大林組を捜索した。特捜部は、この受注について調べるとともに、他の工事についても経緯を聴くとみられる。
清水建設は13日、「会社として承知していない」、大成建設は「捜査が継続しており、詳細は控える」とコメント。大林組や鹿島の関係者は「接触はしていたが、受注調整はしていない」と話している。
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