広州ヤクルトの仏山工場工場が28日に生産を開始する。そーせいグループの慢性閉塞性肺疾患治療薬2種の中国での販売が始まった。
●ヤクルト、広東省の仏山工場が28日に生産開始
ヤクルトにとって、広東省の広州第1、第2工場、上海、天津、江蘇省の無錫工場に続く中国6カ所目の生産拠点となる広州ヤクルトの仏山工場(所在地・広東省仏山市)工場が28日に生産を開始する。ヤクルト本社が22日付で発表した。
広州ヤクルトは2002年に広州市でヤクルトの生産・販売を始めた。2018年通年の販売実績は前年比7%増の1日平均285万本と、順調に推移している。広東省では健康意識の高まりから中心都市での需要が堅調で、郊外都市でもプロバイオティクスへの理解が徐々に浸透しているため、今後も販売拡大を見込めるという。
仏山工場ではヤクルトライトを先行して生産し、今後の需給を見ながらヤクルト生産を検討するという。生産能力は1日当たり160万本だが、当面は1日当たり120万本の生産体制とする。
●そーせいの慢性閉塞性肺疾患が中国で発売、市場規模は1800億円
そーせいグループは22日、同社の慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬である「ウルティブロ ブリーズへラー」と「シーブリ ブリーズへラー」の中国での販売が始まったと発表した。
COPDは中国での死亡原因4位で、患者数はおよそ1億人とされる。医薬品・ヘルスケア産業関連の情報を扱う権威ある国際企業として知られるIMSによると、2017年の中国の喘息およびCOPD治療薬の市場規模は約110億4300万元(約1800億円)と推定され、長時間作用性吸入気管支拡張剤の売り上げは約58億元(約950億円)という。
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