2018年11月3日、中国紙・環球時報(電子版)は、「マレーシアのドリアンが中国にすべて買い占められる」とする懸念に同国の政府高官が反論したと報じた。
マレーシアのスター・オンラインの2日付の報道を引用して伝えたもので、中国では近年、ドリアンが人気となり需要が高まっていることから、一部の東南アジアの国では中国による買い占めを懸念する声も聞かれていた。
マレーシア農業・農業関連産業省のSim Tze Tzin副大臣は1日、国会での答弁で、「マレーシアの中国向けドリアンの輸出量は、生産量の5.8%にすぎない。中国にすべて買い占められると心配する必要はまったくない」と述べた。
同副大臣によると、マレーシアのドリアンの年間生産量30万トンのうち6.9万トンがムサンキング(猫山王)などの人気品種で、中国に輸出されているドリアンは1.7万トンにすぎないという。一方、隣国のタイは毎年、中国に30万トンを輸出しているといい、同副大臣は「中国は高級な品種だけを輸入している」と強調した。
同副大臣はまた「ドリアン輸入協定の締結後、中国市場におけるドリアンの需要は増加するだろう」とし、「われわれにはドリアン戦略が必要だ」とも述べたという。
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