<日中経済・新事情>
関連企業・人物・団体:デジタルハリウッド学院、山下智博、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園、LG、LGエレクトロニクス・ジャパン、上海普承
●デジタルハリウッド学院の、「中国に響く動画プロデュース法」テーマに連続講座
デジタルハリウッド学院の吉田就彦研究室は8月から、Web動画プロデューサーの山下智博氏による、「中国で響く動画コンテンツのプロデュース手法」を学ぶ月1回全3回の連続講座を主宰する。山下は中国の動画サイト「bilibili」を中心に、総再生回数11億回・動画チャンネル合計被登録数が400万人を超える。山下氏は「動画を作るときに必要な要素は内容だけではない」「文化の切り口、キャラクターの作り方(が重要)。技術がなくてもアイディアがあれば動画はどんどん面白くなる」として、中国向け日本紹介の動画の作り方を伝授する。講座第1回は8月7日開催。受講費用は無料で、定員は100人。すでに受講予約を受け付けている。2回目以降の受講は第1回受講が条件。
●トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園、中国語版含め新たに公園マップを発行
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(埼玉県飯能市)は26日、同日付で新たなホームページを公開し、合わせて新たに日本語・英語・中国語版の公園マップを発行したと発表した。発行部数は日本語版が3万部、英語・中国語版がそれぞれ3000部。同公園は平成9年に開園。年間来園者は20万人を超えるという。
●韓国LGの日本法人、webOS搭載のサイネージ展開で中国企業と連携
韓国LGの日本法人であるLGエレクトロニクス・ジャパンは26日、webOS搭載のサイネージ(平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や文字を表示する情報媒体)展開で、上海普承数碼産品(シャンハイ・プーチョン)による専用ソフトウェアとの連携を開始すると発表した。webOS搭載サイネージではモニターの近くに再生機器を設置する必要がなく、設置やメンテナンスの手間が省け、コスト削減が可能。LGエレクトロニクス・ジャパンによると、上海普承のソフトウェアにより、モニターの電源オン/オフや、コンテンツの再生、モニターの温度やエラー状況の確認などが遠隔で可能になった。現行製品の計7シリーズで受注販売を行い、年内の運用開始を目指すという。
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