クレディ・スイス・リサーチ・インスティテュートが15日に発表した「グローバル・ウェルス・レポート」2017年度版によると、2017年の過去12カ月で世界総資産額は6.4%上昇し、2012年以降最大の増加幅となった。そのうち、米国の世帯資産額は10.1%増で増加スピードは世界トップとなっており、中国は6.3%増で2位だった。環球時報が伝えた。
ロイター社の15日付報道によると、同報告では、米国の世帯資産額は8兆5000億ドル(約960兆5000億円)増加し、より強力な金融資産の増加影響を受けた。中国の世帯資産額は1兆7000億ドル(約192兆1000億円)増加し、29兆ドル(約3277兆円)となった。世界の億万長者の数は3600万人に達し、そのうち、米国の億万長者は1500万人で世界トップ。中国の億万長者は200万人で、その総資産額は9兆8000億ドル(約1107兆4000億円)となっている。
ロイター社によると、世界の人口の1%の富裕層が所有する総資産額は世界全体の50.1%を占め、初めて50%を上回った。2008年の金融危機のピーク時には、同割合は42.5%だった。同報告によると、2022年、世界の中産階級の人口は2億3000万人増加し、12億人を上回り、そのうち、中国人が占める割合は40%に達するとされている。
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