アント集団は27日、新規株式公開(IPO)の価格を設定したことを明らかにした。最終的なA株発行価格を1株68.8元(約1066円)に確定し、時価総額は2兆1000億元(約32兆5500億円)になり、先に複数の投資銀行が予測した約2兆5000億~3兆元より20~30%低い。同発行価格に基づけば、アント集団の社員と顧問は計1376億9000万元(約2兆1342億円)を獲得し、1人あたり平均800万元(約1億2400万円)を超える見込みだ。環球網が伝えた。
アント集団の上海市場と香港市場での発行価格に基づくと、ジャック・マー(馬雲)氏は保有する同集団の8.8%の株式の価値が274億ドルになり、資産総額は716億ドルに達して、世界で11番目の富豪になる。マー氏だけでなく、今回のIPOによって資産額が1億元(約15億5000万円)を超える人が少なくとも18人いるという。
その他の記事
-
給与所得者が引っ越しに適用できる「特定支出控除」とは?
多くの企業で新年度が始まり、これを機に新しい勤務地に異動した方も多いのではないでしょうか? この時期に引っ越しをすると、どうしてもかさむ費用が「転居費用」です。 そこで今回は、給 […]
2024/4/30 -
株式会社、合同会社、有限会社などの違いを解説
会社の種類には、株式会社や合同会社、有限会社などいくつかの種類があるのは知っているけれど、違いを正しく説明するのは難しいという人もいることでしょう。 ここでは、主な会社形態の特徴 […]
2024/4/25 -
起業するときの補助金にはどんなものがあるの?
起業時に資金調達できる方法として、様々な団体で起業向けの補助金が用意されています。 日本にはたくさんの種類の制度が存在するので、起業時にどれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。 & […]
2024/4/19