米国金融データソフト社の最新データによると、米アップルの株式時価総額が8日、米国企業で初めて、終値ベースで9000億ドル(約102兆円)を上回った。新華網が報じた。
アップルの終値は176.24ドル(約2万円)と、時価総額が9040億ドル(約102兆6千億円)に達した。同社の時価総額が9000億ドルを超えたのは初めて。
アップル社の資産負債表は、ウォール街の予想を上回っている。アップルが今月初めに公表した第三四半期(7-9月)の業績も予想を上回った。ティム・クックCEOは先週、「私たちはアクセル全開で走っている」と話した。
アップル社の株価は今年52.6%上昇した。同社は最近、今年第四半期(10-12月)の売上高は840億ドル(約9兆5760億円)と、過去最高記録を更新するとの予測を発表した。
その他、米共和党の法人税の引き下げを盛り込む税制改革法案が通過すれば、アップル社は海外に置いている資金を本国に環流させることができ、改正の主要な受益者となると見られている。
アップル社の第三四半期の決算報告によると、現金預金が2689億ドル(約30兆4800億円)あり、そのうち94%に当たる2532億ドル(約28兆7300億円)は米国外に置いている。また、売上高の63%は海外だ。
ここ数カ月、アナリストや投資家の間では、どの企業の時価総額が初めて1兆ドル(約113兆円)を突破するかが話題となっている。それには、インターネットサービス大手のアマゾンや米電動自動車メーカー・テスラモーターズなどの名前も挙がっている。
ただ、現状からして、アップル社がそれに最も近く、時価総額2位のグーグルの親会社・アルファベットを1750億ドル(約19兆8600億円)上回っている。
米国メディアの報道によると、アップル社は現在、折り曲げられる、まったく新しいデザインのiPhoneを開発している。
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