韮崎市は来年度、定住の意思を持って転入し、市内で勤務する“働き盛り”世代を対象に、最大で月2万円の家賃を2年間助成する制度を創設する。
新制度について内藤久夫市長は22日の記者会見で、「ワイナリーができるなど農業部門でも労働需要が増えている。Uターンや移住を増やしていきたい」と意気込みを語った。
対象条件は、(1)転入日に45歳未満(2)市内の事業所で勤務(3)雇用保険の被保険者(4)定住する意思で、継続して3カ月を超えて市内に住む(5)市内の民間賃貸住宅に家賃を払って住む-の5項目。
来年1月1日以降の転入者を対象に、4月1日から受け付ける。毎月の家賃の2分の1、上限2万円を助成する。
このほか、18歳以下の子供と同居する“子育て世代”の持ち家助成制度も見直す。住宅を取得する転入者を対象に5万円を上限に助成してきたが、来年度から上限額を30万円にアップ。市内在住者も対象とし、新婚世帯などへの助成も加えた。
市企画財政課によると、同市は平成20年以降、22年と28年を除くすべての年が転出超過。県外だけでなく、甲府など県内への転出も増えつつある。新制度は、20~40代を中心に転入を促し、転出を食い止める狙いがあるという。
その他の記事
-
総務の仕事に向いている人の特徴や必要なスキルとは
総務は組織全体に関係する業務を担う職種で、規模が小さな会社でも総務部といった部署を設けていたり、人数が少ない会社では人事と兼務しているケースもすくなくありません。 総務の仕事はどのような職務内容になるのか良 […]
2023/9/21 -
仕事内容や種類など事務職でよくある質問について解説
事務職、書類作成や処理、ファイリングやデータの整理、データの入力に電話や来客の対応など仕事の領域は実に幅広いものがあります。 ここでは、この仕事のカテゴリに関してのよくある質問についての回答を中心にご紹介し […]
2023/9/19 -
転職時に経理の知識と経験を活かした業界の選び方
転職を考える場合は、強みを活かせる転職先を見つけて選ぶことが基本となります。 経理の知識と経験を持っている場合も同様ですが、大切なのは業界の選び方です。 知識と経験が活きる業界選 […]
2023/9/13