中国のニュースサイト、国際在線は2019年3月23日付で、中国が日本に代わって世界最大の天然ガス輸入国になったことが、統計により明らかになったと報じた。
記事は、同日発表された「中国石油・天然ガス産業発展分析および展望報告青書(2018-2019)」が、中国の石油・天然ガス消費が引き続き増加しており、昨年は日本を抜いて世界最大の天然ガス輸入国になったことを明らかにしたと伝えた。
記事はさらに、昨年(2018年)の中国における原油加工量、見掛け石油消費量がいずれも6億トンを突破し、石油の対外依存度は70%に接近したと紹介。また、天然ガスの消費も大きな成長を続けており、17年に世界最大の原油輸入国になったのに続き、18年には天然ガスでも世界最大の輸入国になったという。
同青書によれば、昨年の中国の石油輸入量は前年比10.9%増の4億6000万トンだった。天然ガス輸入量は同31.9%増の9038万5000トンで、石油以上の伸び率だったと同時に、国外依存度も45.3%にまで増加した。今年は1430億立方メートル(約1億370万トン)に達し、国外依存度も46.4%とさらに高まる見込みだ。
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