中国商務部(省)のウェブサイトによると、税関の統計を踏まえた1~2月の中国の輸出入額は4兆5400億元(1元は約16.6円)に上り、前年同期比0.7%増加した。このうち輸出は2兆4300億元で同0.1%増加し、輸入は2兆1200億元で同1.5%増加した。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3086億8千万元の黒字で、黒字額は同8.7%減少した。中国新聞網が伝えた。
米ドルに換算すると、同期の輸出入額は6627億2千万ドル(1ドルは約111.5円)で同3.9%減少し、輸出は同4.6%減の3532億1千万ドル、輸入は同3.1%減の3095億1千万ドル、貿易収支は437億ドルの黒字で、黒字額は同13.6%減少した。
国際市場の配置をみると、1~2月には中国から欧州連合(EU)への輸出が同7.5%増加し、対ASEAN輸出は同7.0%増加、対日本輸出は同3.7%増加、対韓国輸出は同9.8%増加した。「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は合計1兆2800億元で同2.4%増加し、増加率は輸出入全体の増加率を1.7ポイント上回り、対外貿易に占める割合は0.5ポイント上昇して28.2%になった。対米輸出は同9.9%減少、米国からの輸入は同32.2%減少した。
経営主体別の輸出状況をみると、1~2月には民間企業の輸出額が1兆2100億元に上り、同3.6%増加し、輸出全体に占める割合は50%で、引き続き輸出経営主体のトップの座をキープした。国有企業は2395億9千万元で同5.7%減少し、外資系企業は9727億9千万元で同2.6%減少した。
商品の構造をみると、電気機械製品の輸出額が1兆4200億元で同0.4%微減し、全体のうち58.3%も占めた。このうち集積回路は28.6%増加、コンピューター・部品は7.9%増加。衣類や玩具などの7大労働集約型製品の輸出額は4671億4千万元で同3.9%減少した。
貿易方式をみると、1~2月には一般貿易の輸出が1兆4300億元に上り、同3.6%増加し、全体に占める割合は1.8ポイント上昇して58.9%になった。加工貿易の輸出は7271億3千万元で同4.9%低下した。
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