2018年5月31日、中国の海外プロジェクトがまた頓挫したことが分かった。参考消息が伝えた。
ロイターによると、ネパール政府は29日、中国三峡グループによる開発が決まっていた発電量750メガワットの水力発電所建設計画を中止すると発表した。ネパールが中国企業と進めてきたプロジェクトを取りやめるのは今回が2度目。
ネパールは慢性的な電力不足に陥っており、年間約500メガワットの電力をインドから輸入するなど周辺国に頼っている。ネパール政府は電力不足の解消に向けて中国企業と進めていた発電量1200メガワットの水力発電所建設計画も2017年11月の正式契約を目前にしながら中止を決定している。
ネパール政府関係者によると、今回のプロジェクトはいまだ手つかずのままで、工事や税金などの諸条件について交渉を重ねていた段階だったという。
電力需給が切迫するネパールには中国やインドが積極的に水力発電建設の投資を行っている。5月にはインドのモディ首相がネパールを訪問し、発電量900メガワットの水力発電所の建設が始まったばかり。
ネパールの電力需要はおよそ1500メガワット。国内の水力発電資源は発電量4.2ギガワットに達するとみられるが、開発済みの発電量は1000メガワット程度だという。
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