東京都新宿区・山梨県甲府市のあいせ税理士法人
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税理士になるために必要な勉強時間について

 

弁護士や司法書士や中小企業診断士や土地家屋調査士やファイナンシャルプランナーや社会保険労務士や一級建築士や社会保険労務士など、安定した収入が得られ効率良く稼げる資格はいくつかありますが、税理士もその一つです。
税務にまつわる専門家という位置付けの資格であり、税金の計算や申告手続きの代行やコンサルティングなど、税理士が行う仕事は多岐にわたります。
難易度が高い資格であるため、それ相応の勉強時間が必要になります。

 

税理士の資格を取得するのに必要な勉強時間

 

 

税理士資格取得を目指す人が確保すべき勉強時間は、平均で4000時間と言われています。

4000時間と言うと膨大過ぎて途方に暮れてしまう方も多いかもしれませんが、この数値はあくまでもトータルの平均時間ですので、毎日コツコツと努力を重ねていけばさほど高いハードルにはならないはずです。
もともと金融や簿記などの知識があり商業高校や専門学校で学んだ経験がある人であれば、2000時間程度で合格するケースもありますが、知識が乏しくてお金にまつわる学びを経ていない人が合格を目指すとなると、6000時間以上かかることもあります。


4000時間というのは目安ですので、個人差があり合格までのプロセスは人それぞれであるということを理解しておきましょう。
焦りや油断は禁物ですので、体調面のコンディションのみならずメンタル面のケアにも配慮しながら勉強に取り組むべきです。

 

税理士試験の受験資格

 

 

税理士試験における受験資格についてですが、職歴や認定や関連資格や学識などの要素が必要になってきます。

そのなかでも最も重要な要素であるのが学識であり、経済学部や法学部などを卒業していて経済学や法律学にまつわる学習で単位を取得することが、受験資格確保への近道となるでしょう。

 

大卒者の合格率が高い資格ではありますが、高卒者でも簿記検定試験を合格していたり専門学校に通っていたりする場合は、それが有効的に作用し合格率アップに直結するはずです。

簿記検定1級は税理士試験に匹敵するほどの難易度ですので、簿記検定1級の資格を有している人にとって税理士試験のハードルは高く感じないかもしれません。

税理士になりたい場合は、高校受験・大学受験の時点で具体的な計画を立てておく必要があります。

単位を取得する際も、どの科目を選ぶのかについても事前に考えておくべきです。

 

税理士試験合格のための勉強

 

 

税理士試験の合格率は15~20%程度であり、割合の低さからも難易度の高さがうかがえるはずです。

簿記論や財務諸表論や国税徴収法や事業税や住民税や法人税法や相続税法や酒税法や消費税法や固定資産税など、税理士試験の科目には様々なものがあります。

税法科目5つと会計科目2つに合格した人が、税理士になれるという仕組みです。

 

科目によっても合格率がそれぞれ異なり、必須である簿記論の合格者数は毎年多めですが、国税徴収法や消費税法や酒税法などの少しだけマニアックな科目の合格者数は毎年少なめです。

自分が得意とするジャンルを一点集中で勉強するのではなく、苦手意識が強い科目を特定してまんべんなく知識を身につけるための勉強も必要です。

受験者が最も勉強時間を費やしているのは必修である簿記論や財務諸表論ではなく、選択必修である所得税法や法人税法です。

勉強時間の割り振りも重要なポイントとなりそうです。

 

まとめ

 

 

税理士になるためには税理士試験に合格しなければなりませんし、試験に合格するためにはそれなりの勉強が必要です。

弁護士や公認会計士との関係性もある資格ですので、法律学や経済学の勉強も織り交ぜながら幅広い知識を身につけることが、プロとして働き始めた際に大きな武器となるはずです。

試験に合格するための勉強が、その後の武器になるということも考えながら取り組んでいきましょう。

税理士試験(国税庁ホームページ)

 

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