湖南省長沙市の星沙経済開発区にある京東物流遠大配送ステーションでは、ある特殊な「配達員」が勤務開始から1カ月目を迎えようとしていた。この1カ月内で「彼」は200キロ弱を走行し、配送任務をこなした。科技日報が伝えた。
その「彼」とは長沙行深智能科技有限公司(以下、同社)とネット通販大手の京東が共同開発した物流無人配送ロボット「超影800C」。
京東自動運転車本部プロジェクトは1カ月前、長沙市に入居した。京東集団X事業部自動運転センター総経理の楊晶氏はメディアに対して、「無人技術の深化に伴い、スマート物流はより豊富な応用シーンを創り出し、複雑で変化の激しいユーザーの需要を満たし、運営効率とユーザー体験の向上を実現する。これは京東スマート化ビジネスの重要な一環でもある」とAI物流の夢を語った。
京東は2016年、未来のスマート倉庫保管・物流システムに専念する「X事業部」を立ち上げた。注目を集めているAI分野に焦点を絞り、ドローンや倉庫保管ロボット、自動運転車配送ロボットなど、一連のスマート物流ロボットを自主開発した。
楊氏は科技日報の取材に対し、「自動運転車はX事業部が全シーン無人テクノロジーを構築するための重要な一環となる。今年は研究開発から量産化に移り、試験運営から全シーンでの常態としての応用への移行という目標を達成する。物流・配送分野に焦点を絞り、配送ロボットとサービスロボットプラットフォーム、自動運転トラックプラットフォームにより、裏から表までのすべてのビジネス応用シーンをカバーする」と話した。
この目標は長沙自動運転車本部の設立により、徐々に形になろうとしており、物流業界スマートテクノロジー応用の「京東モデル」を示している。
記者の調べによると、星沙経済開発区の配送ロボットは2016年末に、北京市で初の配送に成功していた。その後さらに中国人民大学と北京市海淀区中関村公共道路における常態としての運営を実現した。今年はさらに雄安新区と長沙市で試験運行を開始している。
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